一戸建てに住んでいて、洗車する場所には困らない。そんな場合は良いのですが、マンションやアパート暮らしだと、駐車場での洗車は中々できませんね。そうかといって、コイン洗車場もどんどん減ってきているのが最近の事情です。そこで、カーピカネットでは、駐車スペース1台分、水もわずかにバケツ1杯でできちゃう節水洗車とカーコーティング術を公開します。この方法では、周りにみずを飛び散らせることもほとんどありませんので、安心してマンションの駐車場でも愛車を綺麗にできますよ(^∇^) 節水コーティング6点セット 6,600円(消費税込:7,260円) 注意事項!! 暑い日の炎天下の作業は、体調不良をおこすだけでなく、塗装表面の水や洗剤などを乾燥させてしまいます。必ず曇りの日か、早朝や夕方などの気温も低く、少し影の時間帯に作業をしてください。 作業は、上から順番に下に向かって行ってください。 あまりにも砂埃などがひどい場合は、今回の方法では対応できません。砂で洗車傷などを作らないように洗車場などを利用して通常の洗車方法を行ってください。 隣に車が止まっている場合は、注意していても水をかけてしまう可能性があるため、隣の車などが外出中に行ってください。 表面の埃を除去 表面の埃や汚れは、通常、ホースのジェット水流や高圧洗浄機などで流し落としたいところですが、それらの手段が使えない場所では、今回紹介する方法を代用することで、同じ効果が得られます。 Step 1 まずは、表面の固形よごれを浮かせるために、噴霧器を使って水をまんべんなく吹きかけます。 噴霧器は、ポンプ式噴霧器がオススメです。特に噴霧器もイロイロとテストしましたが、ノズルから出る水の形状を任意に変更できて、なにより耐久性が高く、製品精度の良い日本製の噴霧器を今回チョイスしました。 Step 2 パーツ毎に埃の除去を行うので、除去を行うパーツの塗装表面が濡れたらOKです。(写真の例では、屋根部分の全体を濡らします) Step 3 バケツにたっぷりの水を入れ(約8L)、極細繊維クロス青(超吸収タイプ)に水をしっかり吸い込ませます。クロスは、水を吸った状態で縦に2回折ります(写真Step4参照) Step 4 天井の端から逆の端に向かってクロスを滑らせます。(写真Step4で右上かは、ら左下に向かってクロスを滑らせています) ※ クロスには押し付ける力を加えず、滑らせます。直毛の極細繊維と水の力で浮かせた固形汚れが塗装面を傷つけることなく、除去できます。右上の拡大写真のようにクロスが水を切っているようにすると、汚れが水とともに流されます。 重要ポイント 片道でクロスには固形汚れが付着します(クロス写真参照)。片道を行ったらクロスを裏返して隣を同じよ うに行います。往復したらしっかりバケツの中でもみ洗いしてクロスをすすいでください。直毛タイプの極細繊 維クロスは、固形の汚れを内包しないため、効率よく汚れを除去できます。タオルのようにループ状に編んであ るクロスは、汚れを内包し洗車傷を発生させる原因になるため使用しないでください。(クロスの説明参照) Step 5 施工するパーツ全面をクロスで洗浄したら、「表面の埃除去の工程」は終了です。次は、コーティングと洗浄を行っていきます。 洗浄とコーティング工程 表面の埃が取れたら、いよいよ洗浄とコーティングを行います。時間短縮と水が少量しか使えないことを考え、Gモードを使用します。(Gモードは、コーティングとシャンプー洗車を同時に行える優れものの液剤です。汚防皮膜を形成し、透明な艶を出します) Step 6 水を含ませた洗車専用の黄色スポンジにGモードを付けます。Gモードは原液の泡で出てきますので、スポンジには常にある程度の水分を含ませてGモードを薄めるようにしてください。 Step 7 施工部分(例では天井)の全体をしっかり洗いますが、力を入れてゴシゴシは禁物です。Step7の写真のようにあまりスポンジを凹まさない程度に圧力をかけてください。 ※ 泡が少なくなってきたら、スポンジに水とGモードを補充します。 重要ポイント 使わない間のクロスやスポンジは、絶対に地面においてはいけません。地面に置いてしまうと、地面の砂などを取り込んでしまい、クルマに傷をつける要因になってしまいます。クロスは、バケツの中やしっかり絞ってボディーの上に。スポンジは、付属のスポンジ専用バケツに入れてください。この時、スポンジ専用バケツに水を入れておくと、適度に水分もスポンジに補給できるので便利です。(写真参照) Step 8 洗った部分全体に噴霧器で軽く水を吹きかけます。(泡を軽く浮かすために水分を与えるのが目的ですので泡をすべて流す必要はありません。) Step 9 よく絞ったクロスをStep4と同じ要領で折って施工面に滑らせて、泡を流しながら吸い取ります。 ※ クロスは、片道を滑らせると泡を含んだ水分をかなり吸います。ここでクロスはバケツには戻さず、そのまま絞って、続けて使ってください。バケツに戻してしまうと、バケツ内にGモードの成分が溜まってしまい、塗装面のすすぎがしにくくなります。泡が多くすすぎにくい場合は、噴霧器を使って軽く泡を流してください。 Step 10 バケツ内ですすいで、よく絞ったクロスを手のひらの大きさ程度に折りたたみ、最後の水分を拭き取っていきます。(作業中、クロスはこまめに絞ってください。) Finish 写真のように背景が綺麗に写り込む鏡のような塗装面が出来上がります。 これで、1パーツが完了です(^∇^) 同じ要領で、他のパーツも行っていきます。 重要ポイント 車の大きさによっては、バケツの水が1杯では足らなくなることもあります。その場合は、もう1杯バケツに水を汲んでください。(店主の愛車PTクルーザーでは、バケツ1杯で施工しています。慣れて要領が掴めてくると、水の使用量も少なくなり、時間も早くできるようになります) 車の汚れ具合によっては、バケツの水が途中で非常に汚くなってしまう場合もあります。その場合は、水を入れ替えてください。(次項、施工時のコツ!の写真参照) 噴霧器の容量は、1リットルです。途中で使い切った場合は、水を追加して使用してください。 施工時のコツ! コツその1 数日に分けて作業することも可能! 上から順番に埃の除去〜コーティング〜拭き上げまでパーツ毎に行いますので、数日に分けて作業することも可能です。作業時間が少ない場合などにお試しください。 コツその2 「作業するパーツごと」って具体的には? 車の大きさにより若干変動しますが、具体的には・天井・ボンネット・ドアといった感じで分 けてみてください。右写真の赤枠で囲った単位を参考にしてみてください。 コツその3 エンブレムや隙間などの泡は噴霧器で エンブレム周りやボディーの隙間などにはどうしても泡が多く付着して拭き取りが困難ですね。 そんな場合は、噴霧器で水を多めにかけて、泡を流してあげてください。フロントバンパーのダクト周りやストップランプ、ヘッドランプなども同様です。 コツその4 バケツ内の水の汚れ、どの程度が限界? バケツの中には、クロスをすすぐ時に出てくる汚れが徐々に溜まっていきます。あまり大量にドロ などが溜まってしまうと、問題ですので右写真の程度まで汚れた場合は、水を交換してください。 コツその5 細かい場所での作業は、クロスを4つ折にして 細かくデコボコしている部分などでは、クロスを広げすぎると作業がしにくくなります。この場合は、手のひら大に4つ折して使用してください(下写真参照)。 こんなにピカピカになりました! 今回の作業で使った物 節水コーティング6点セット 6,600円(消費税込:7,260円) セット内容 キャンバス防水バケツ 8リットルタイプの防水バケツです。キャンバス地なので、折りたたみむこともでき、洗車用品を収納して車の中などで保管するときにはケースになる便利なバケツです。 Gモード250ml シャンプー洗車するだけで特殊樹脂皮膜のコーティングまで完了してしまう、カーピカネットの看板商品。一度施工すると、再汚染防止で汚れの再付着を防いでくれます。 ポンプ式噴霧器 耐久性の高い日本製噴霧器。1Lの水を入れることができ、タンク内の水も殆ど残らず噴霧できる特殊構造。高強度樹脂製品。重さも適度で重すぎず便利です。 極細繊維クロス超吸収(青) 水分の吸収力に優れた極細繊維クロス拭き取り工程で重宝。洗車傷の無い拭きあげは、コレ! 洗車スポンジ(黄) 洗車のプロが考えた専用スポンジ。大き目のスポンジは洗い残しの元になり、小さすぎても不便。適度な大きさと塗装面に負荷を与えない専用素材で製作。 スポンジ用バケツ スポンジは地面に置いてしまうと地面の砂をかみこみ、塗装面の傷の要因になってしまいます。作業中、スポンジを置く場所兼水分補給場所としてこのバケツをご利用ください。
一戸建てに住んでいて、洗車する場所には困らない。そんな場合は良いのですが、マンションやアパート暮らしだと、駐車場での洗車は中々できませんね。そうかといって、コイン洗車場もどんどん減ってきているのが最近の事情です。そこで、カーピカネットでは、駐車スペース1台分、水もわずかにバケツ1杯でできちゃう節水洗車とカーコーティング術を公開します。この方法では、周りにみずを飛び散らせることもほとんどありませんので、安心してマンションの駐車場でも愛車を綺麗にできますよ(^∇^)
注意事項!!
表面の埃を除去
表面の埃や汚れは、通常、ホースのジェット水流や高圧洗浄機などで流し落としたいところですが、それらの手段が使えない場所では、今回紹介する方法を代用することで、同じ効果が得られます。
重要ポイント
片道でクロスには固形汚れが付着します(クロス写真参照)。片道を行ったらクロスを裏返して隣を同じよ うに行います。往復したらしっかりバケツの中でもみ洗いしてクロスをすすいでください。直毛タイプの極細繊 維クロスは、固形の汚れを内包しないため、効率よく汚れを除去できます。タオルのようにループ状に編んであ るクロスは、汚れを内包し洗車傷を発生させる原因になるため使用しないでください。(クロスの説明参照)
洗浄とコーティング工程
表面の埃が取れたら、いよいよ洗浄とコーティングを行います。時間短縮と水が少量しか使えないことを考え、Gモードを使用します。(Gモードは、コーティングとシャンプー洗車を同時に行える優れものの液剤です。汚防皮膜を形成し、透明な艶を出します)
重要ポイント
使わない間のクロスやスポンジは、絶対に地面においてはいけません。地面に置いてしまうと、地面の砂などを取り込んでしまい、クルマに傷をつける要因になってしまいます。クロスは、バケツの中やしっかり絞ってボディーの上に。スポンジは、付属のスポンジ専用バケツに入れてください。この時、スポンジ専用バケツに水を入れておくと、適度に水分もスポンジに補給できるので便利です。(写真参照)
これで、1パーツが完了です(^∇^) 同じ要領で、他のパーツも行っていきます。
重要ポイント
施工時のコツ!
コツその1 数日に分けて作業することも可能!
上から順番に埃の除去〜コーティング〜拭き上げまでパーツ毎に行いますので、数日に分けて作業することも可能です。作業時間が少ない場合などにお試しください。
コツその2 「作業するパーツごと」って具体的には?
車の大きさにより若干変動しますが、具体的には・天井・ボンネット・ドアといった感じで分 けてみてください。右写真の赤枠で囲った単位を参考にしてみてください。
コツその3 エンブレムや隙間などの泡は噴霧器で
エンブレム周りやボディーの隙間などにはどうしても泡が多く付着して拭き取りが困難ですね。 そんな場合は、噴霧器で水を多めにかけて、泡を流してあげてください。フロントバンパーのダクト周りやストップランプ、ヘッドランプなども同様です。
コツその4 バケツ内の水の汚れ、どの程度が限界?
バケツの中には、クロスをすすぐ時に出てくる汚れが徐々に溜まっていきます。あまり大量にドロ などが溜まってしまうと、問題ですので右写真の程度まで汚れた場合は、水を交換してください。
コツその5 細かい場所での作業は、クロスを4つ折にして
細かくデコボコしている部分などでは、クロスを広げすぎると作業がしにくくなります。この場合は、手のひら大に4つ折して使用してください(下写真参照)。
こんなにピカピカになりました!
今回の作業で使った物
セット内容