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車をタオルや雑巾で拭いてませんか?

車をタオルや雑巾で拭いてませんか?


「うちの車、そんなに古いわけじゃないけれど、どうもくすんでる感じがする。」

そんな車の塗装面は、よく見てみると微細な傷でいっぱいかもしれません。実は、タオルや雑巾でクルマを拭くことで、細かい傷が量産されて、塗装がくすんでしまうんです。
洗車に適したクロスで洗車傷を防ぎ、付いてしまっている洗車傷は削りすぎない「研磨剤」で愛車を綺麗にしましょう♪

くすんだ塗装の正体は…


上記の写真は、クルマの塗装面に特殊ライトを当て、反射させるようにして写真を撮ったものです。写真を見ると、白い無数の筋が円形状見えると思います。

これが、洗車傷と呼ばれるもののひとつの例になります。塗装の表面に細かい傷が無数についてしまうと、艶が無くなったり、くもった感じに見えたりしてしまいますね。

そもそも、なんでこんなことになってしまったのでしょう?


クルマのボディーの大部分は金属で構成されています。
そのため、硬いと思われがちです。しかし、実際には金属のボディーを塗装しているので、クルマのボディーの表面の硬さは、塗装の硬さということになります。(下イメージ図参照)


車は金属のボディーの上に、色の塗料いわゆる塗装が施されており、その塗装の上に透明なクリア塗装が構成されます。
金属部分は硬く、塗装部分は柔らかく出来ているため傷が付きやすいのです。

車の艶には、塗装も関係していた

今回の動画では塗装の厚みや重要性について、解説をしましたのでぜひご覧ください(^^)

車の艶は、コーティングやワックスの力だけで発揮されるものではありません。
そこには、土台となる塗装も車の艶に影響されます。塗装は車にとって、艶を維持するためにも欠かせない資源となっています。
ですが塗装は剥がれたり、磨くことで減ってしまいますよね。そんな塗装面は・・・


クルマの塗装表面は、実は非常にデリケート。上の写真程度の線傷なら、雑巾で拭いただけで簡単についてしまいます。実際、あなたのクルマのドアノブを見てみてください。一般的に爪傷と呼ばれる縦線の傷がついていませんか?(下写真参照)


人の爪というのは軟らかいですよね。指で押しただけで曲がってしまいますよね?それでも、その軟らかい爪が触れるドアノブの内側にはこれだけの傷がつくのです。
塗装がどれだけ軟らかいのか?が、この事例から理解していただけると思います。

タオルや雑巾って布なのに塗装に傷がつくの?


そんな疑問を持たれる方も多いかもしれませんね。実は木綿繊維などは意外と硬いのです。特にクルマに強くこすり付けてしまうと、それだけで塗装には洗車傷がついてしまいます。古くなって柔軟剤などを使っていない雑巾は、乾燥するとすごく硬かったりしますよね?

さらに、ほとんどの布で採用されているループ状の編み方も洗車傷の要因のひとつになっています。
タオルなどはループ状に編むことで弾力と給水性が上がります、そのため、タオルとして使用するには最適なのですが、洗車に関してはこの機能があだになる面もあります。それは、ループ状に編んだ繊維が汚れや埃などを巻き込んでしまいその固形物が洗車傷をつけてしまうからです。(下図参照)


※カーピカネットのクロスに関してはコチラを参照してください

基本的に私は、洗車に使用する繊維にはマイクロファイバーをお勧めしていますが、最近はマイクロファイバーでもループ状に編んだタオルっぽい市販品が多いです。これでは、汚れを内包してしまう部分に関してはタオルと同じなので、マイクロファイバーの繊維を選ぶ場合は、上図の右側のような直起毛タイプの物を選んでください。

洗車傷がある場合はどうすれば良いの?


そんな場合の対処方法をお教えします。

一般的には、コンパウンド(研磨剤)を利用して、塗装を一度傷の深さまで削ってしまう方法が安易なため、スタンダードなやり方になっていますが、ちょっとだけ考えてみてください。クルマを削るというのは、安易ですが繰り返すと塗装は薄くなる一方です。

なるべく、塗装を削らずに済ませられるなら、それがベターです。ところが、市販のコンパウンドは、超微粒子などと表記していても、実際は目の粗い粒子の物もあります。これは、手磨きである程度削れるレベルの商品にするためで、プロの使う機械研磨の仕上げ用コンパウンドほど目の細かなコンパウンドは少ないです。

研磨剤入りのワックスなどもありますが、そもそも油系の物はお勧めできないのは、前号でお伝えした通りです。
市販品で探すなら、ワックスに入った物ではなく、なるべく細かい粒子のものを選んで、削る量を極力小さくしてください。

また洗車傷を増やさない為に、なるべく洗車傷をつけないように気をつけることも大切です。

洗車に適した「クロス」と削りすぎない「研磨剤」とは?


今回解説したように、愛車にまだ洗車傷が無い場合は、今後のケアに気をつけて洗車傷がつかないように注意してください。
もし洗車傷がすでにある場合は、なるべく塗装面を削らない方法で処理し、しっかり「撥油系コーティング」をしておきましょう。
撥油系コーティングに関しては別ページで解説していますのでそちらを参照してください。


せっかくの愛車です。傷で艶がなくなるのも悲しいですし、綺麗にしておくことで手放すときも高値で売れやすくもなります。
普段のちょっとした所に気を使うだけで、少しでも愛車を綺麗に保つことができます(^^)


約0.18デニールという非常に細い繊維を起毛させて表面を作った両面直起毛のマイクロファイバークロス。ループ状に織った繊維に負けない保水性を実現するために専用の軟らかさと厚みをもたせた特殊なクロス。洗車専用に開発しているため、ふき取りの際の洗車傷の発生を軽減できる。
洗車時の拭き取りクロスです。バスタオル以上の吸水力で拭き取りの時間を短縮♪吸水性はもちろん、洗車傷が付きにくい織り込みです。日本の工場で丁寧に精密に織り込まれた国産品。クロスサイズ:35cm×60cm
塗装を削りすぎることなく、洗車傷を消すことができる特殊な研磨剤、リセット。フッ素樹脂で塗装面をコートして研磨剤を潤滑させることで削りすぎを防止し、同時にフッ素樹脂の保護膜を形成。ヘッドライトのきばみやバイザーのくもりも落とすことができる多機能クリーナー。