ブレーキダストをどうにかしたい!アルミホイールの簡単ケア
アルミホイールが汚れていては、せっかくの愛車も台無しですね(;^_^A 特に外車はひどい状態になりますね。そこで今回は、アルミホイールを洗う方法と、汚れにくくするコツを解説します。
油と金属粉など…
ホイールの汚れの大半は、ブレーキダストと油です
ホイールが黒ずんで見えるのは、ブレーキを使った際に発生する、ブレーキパットの削れカスなどです。重たい車が走っている力を止める役目のブレーキには必然的に大きな摩擦が発生し、削りカスが出てしまいます。
これが、高温でアルミホイールに付着することでアルミホイールは汚れていきます。欧州車などでは宿命といっても過言で無いほど、汚れがひどいですね。
これを洗うためには、
- 鉄粉除去剤を吹きかけ、ブレーキダストをホイールから浮かせる。
- カーシャンプーでブレーキダストごと洗い流す。
この工程が基本の作業になります。
右写真は、ブレーキダストの付着したアルミホイールに鉄粉除去剤を吹きかけ、反応させた状態です。ブレーキダストが、酸化還元作用で紫色に変色します。油汚れも付着している状況の場合は、カーシャンプーでは落ちないこともあります。そんな時は、脱脂力のある強力洗剤の「洗う幸せ」を使ってみてください。
※アルミホイールの洗浄方法はこちらの動画でもご覧ただけます。
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再付着をなるべく避けるには、コレ。
ホイールは、ブレーキダスト以外に、車の構造から出たグリス類などの油や走行中に付着した油なども巻き込んで汚れてしまうのがやっかいな点です。 そこで、撥油系コーティング!
ホイールを撥油系コーティングしておけば、ボディー同様に汚れの再付着を低減できるので、以後は簡単にホイールを洗浄できて、綺麗を保てますよ。右写真は、 過去記事(Vol.3) で解説した撥油系コーティングでホイールを洗いながらコートしているところです。
撥油コーティングするとどうなるの?
アルミホイールの表面に保護層が無いと、油を含んだ汚れは頑固に付着してしまい、時間がたつほどに酸化して、落としにくくなります。そこで表面に撥油コーティングをして汚れても表面を洗うだけで簡単にきれいになる状態を作っておきましょう。(下イメージ参照)
油汚れの洗浄成分も含んだ鉄粉除去剤と、撥油コーティングは【定期的に】
今回、洗浄時に使ったのは、単なる鉄粉除去剤ではなく、油汚れの洗浄もできるタイプの鉄粉除去剤です。同時に作業できるので、手間を半減できますね。
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