年末の年越し洗車は、ココをチェック!
12月の恒例行事!愛車も綺麗に大掃除。ということで普段は見落としがちなポイントも含めて、今回は年末の愛車の大掃除洗車を解説します。ガソリンスタンドの洗車機待ちの渋滞やコイン洗車場の順番待ちを見ると今年も終わるなぁと実感してしまいます。
外装を洗車するなら、ドア内や爪傷も!
爪傷は、コンパウンドで削り過ぎないように注意!
どうしても付着してしまい、目だってしょうがないのがドアノブ下の爪傷。あなたのクルマのドアノブにもついていませんか?これをせっかくの年末大掃除なので除去してしまいましょう。
上写真の左側(A部分)が爪傷がついている部分で、右部分(B部分)がそれを除去した状態です。見た目がずいぶん違いますね。コンパウンド(研磨剤)を使って削り落とす方法で爪傷の除去をする方法が一般的ですが、注意しなければいけないのは、研磨しているという点です。粒子の粗い研磨剤などでは塗装がどんどん削られてしまい、後々塗装の下地が出てくることもあります。そんなこともあって頻繁に研磨することは避けたいですよね。
そこで今回、研磨しなくても爪傷を除去できる方法を伝授します。
それは、研磨剤の入っていないクリーナー「洗う幸せ」を使った爪傷の除去方法です。やり方はいたって簡単。爪傷の部分にクリーナーを吹きかけて、クロスでふき取るというシンプルな方法です。(下写真参照)
爪傷は、塗装表面に爪によって薄い線傷ができて、そこに汚れが入り込んだため目立つ状態になっています。ですので、その汚れをクリーナーで浮かせて、クロスでかき出してあげれば爪傷そのものは目立ちにくい状態になります。ただし、洗浄後にまた汚れがたまってくると目立つ状態に逆戻りしますので、洗浄後はコーティングなどを施し、しっかり保護しておいてください。
ドアの内側やボンネット、トランクの内側にも汚れがたまっています!
外装を綺麗に洗車して、気分が良くなってしまったあなた、ちょっと待ってくださいね。せっかくの年末大掃除です。ドアの内側やボンネット、トランクの内側も綺麗にしてあげましょう。
水をかけることのできない内側の洗浄は、濡らして8割程度絞ったクロスで軽く拭くことからスタートしてください。水拭きだけで汚れが取れたのなら良いのですが、汚れが残ってしまった場合は、クリーナーを使用します。
水で濡らして絞ったクロスに、軽く洗剤をつけて、拭いてください。拭き終わったら、洗剤の成分が残らないようにしっかりすすいだクロスで洗剤成分を拭き取っておいてください。塗装表面に洗剤が残ってしまうと、シミなどの原因になることもあります。せっかく綺麗になって気分が良くなった愛車でも、ドアを開けた瞬間に汚れていると、良い気分も台無しですね。年末、ドアの内側やボンネットなどを普段は拭かない人も綺麗にしてあげる良い機会です。
洗車機、コイン洗車場の長蛇の列に並ばなくても…?
コイン洗車場やガソリンスタンドの洗車機待ちの長蛇の列。どうせ待ち時間があるのですから、自分でコーティングしてみてはいかがでしょうか?待ち時間かかって、お金も使っても洗車機では洗える範囲しか洗えません。だったら、同じ時間を使って自分の手で愛車をコーティングまでしてしまうのもひとつの手かもしれませんよ?
洗車する場所が無い!水道が無い!そんな方は、節水洗車術をお試しください。
この節水洗車術を使えば、
- 水道も不要!
- マンションの駐車場でも可能!
- 時間もかかりません。
それでいて、あなたの愛車を洗車だけでなくカーコーティングまで終わらせることが可能です。是非、参考にしてみてくださいね。
【中性なのに】汚れが良く落ちるクリーナー
一口に洗剤といってもその中身は様々。今回は液性に関してちょっと触れておきましょう。
あなたは、Phって覚えてますか?小学校の理科の時間にリトマス試験紙を使って液体の性質を調べたアレです。実は洗剤にも酸性のものからアルカリ性のものまでイロイロあります。ちなみ一般的な水の液性は中性で、この中性の液性の洗剤で洗浄力を出すのは意外に難しいのです。
※油汚れなど強固な汚れの多い車業界では、安価に効果を出すために、弱アルカリ性〜アルカリ性の洗剤が多いです。
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